アナウンサー志望者なら、テレビ・ラジオ出演はESに書くべき!その理由とは?

こんにちは、フリーアナウンサーの石川奈津紀です。

さて、桜もだんだんと芽吹いてきて、卒業シーズン真っ只中ですね🌸

そういえば、TBSニュースを卒業してちょうど1年です。

昼夜逆転生活もなおりました。

後輩がサプライズしてくれました!

さてさて、卒業シーズンのそんないま、思い出した話を書こうと思います。

じつは私、高校の卒業式の日、地元東北放送のTBCラジオに取材を受けたんです!

最近まで忘れてたんですけどね…ふと思い出しました。笑

卒業式で生放送のラジオ出演!

私が通っていた高校は、宮城では珍しく私服の高校でした。

そんなこともあり、卒業式は仮装大会さながら

着ぐるみを着る子もいれば、ドレス、振袖、袴…

制服はひとりもいません。(まぁ、制服がないから当たり前なんですが)

わたしの親友は、頭にふっさふさの羽を付けて、インディアンの恰好をしていました。

チキンなわたしは袴でしたが…。

そんなこともあり、珍しい光景のためTBCラジオが取材に来ていました。

式が終わり、中庭でみんなで写真を撮っていると、

なにやら機材をもった1人の男性リポーターがこちらに近づいてくる様子。

「卒業おめでとうございます!いまのお気持ちは?」

「卒業後はどこに行かれるんですか?」

たしか、こんなことを聞かれた気がします。

ちなみに、大学の後期試験の結果待ちだったので、自信なさげに「おそらく県外に進学します」と答えたはず。。。

将来の夢とかも聞かれたような…

正直、何と答えたか全く覚えていません。ですが、なんと

その生放送を、車を運転していた父が聞いていたんです!

さらに、長年連絡をとっていなかった、お世話になった中学時代の先生まで聞いていた!!

どうせ、誰も聞いていないだろうと思っていたのですが、(なんて失礼な)

公共の電波に自分の声が乗ったことに驚きました。

さらに言うと、ラジオの発信力にびっくり。

いまやradikoで全国どこでも聞ける時代なので、もはやローカルラジオって、テレビより強いです。

テレビ・ラジオ出演の話はESに絶対書いて!!

という話、じつはつい最近まで忘れていました。

しかも、なんと私はTBCのESにも書かず、面接でもひとこともその話をしていません。

(今考えるとありえないことですが…)

もし、あなたにそういう話があるなら、

ぜひ、ESに書いてください✨

いま、わたしはアナウンススクールの講師として、

アナウンサー志望の学生や社会人の書類~模擬面接まで指導をしています。

そこでも、テレビやラジオに出た経験がある人は、ESに書くように伝えています。

ESに書くべき内容とは?

なぜその経験を書くのかというと。

学生で、見る側聴く側ではなくテレビやラジオに触れる機会って、あまりないからです。

で、大事なのはそこから先。

その「裏側を見聞きして、出演して感じたこと」を書いてほしいんです。

たとえば、

・どんな質問をされてどう答えた?そのときどう感じた?

・あなたはうまく答えられた?答えられなかった場合、相手(アナウンサーやリポーター)はどうした?

・そのインタビューはオンエアで使われた?スタジオの反応は?

など、いろいろ当時の状況を思い出して、

自分がどう感じたかを掘り起こしてみてください。

その、貴重な経験から、絶対に感じたことがあるはず💡

私は、今思えば、「ラジオってすごいな」という影響力を感じたのがその経験でしたし、

全国に発信できるって本当にすごいことです。

外からテレビ・ラジオを見て志望しているだけじゃないということは、自分のESの志望動機ややりたいことの裏付けにもなりますよね。

それにしても、なぜ忘れていたんだ!!!!!!!!!(ありえん)

まとめ:たった1回のテレビラジオ出演でも、説得力が増す!

たった1回インタビューを受けただけで、なにも変わらないよと思うかもしれません。

でも、アナウンサーも「どう聞いたら本音を聞けるかな?」

「この人の魅力がどうしたら伝わるかな?」と考えながら聞いています。

だから、アナウンサーの様子を観察するだけでも学べることがあるかもしれません。

ちょっと話がそれましたが…

ぜひ、テレビやラジオに出演した経験が1度でもある方は、どうだったかな?と振り返ってみてください。

おたよりが読まれたことでももちろんいいと思います。

ぜひ、あなただけの強みにしてください!✨

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